標準シート一体型アームレスト装着可能車種や注意点
A4で印刷できるようにしていますので印刷して使ってください

◆アームレストのコンセプト◆

・運転席シートと一体化していること
  ※専用ステーを開発し一体化を実現させました

・アームレストを取り付けても、センターシートの機能が損なわれないこと
  ※センターシートの背もたれは自由に倒したり起こしたり出来ます

・未使用時は収納が出来ること
   0度、90度の2ヶ所でしか止まりませんが、未使用時は垂直に立てて収納することが出来ます
  (アームレスト本体には角度の調整機能はありません

・運転席の機能を犠牲にしないこと
  ※ランバーサポート調整レバー(シート左側の背あて調整のためのレバー) の取付角度の変更が必要と
    なりますが、ランバーサポート機能は使えます

 【注意事項】 一部車種より採用されているシートバックサスペンション機構が付いている車があります
          この機能が付いたシートにも取り付け可能です(商品注文時にこの機能の有無をお知らせ下さい
          
   ※シートバックサスペンション機構
   運転席シートにもたれて体を反らしたときに、背もたれの真ん中より上の部分が若干後ろに倒れる機能です
   バネの力で倒れたり戻ったりします

  シートの背もたれを一番後ろの壁にまで付けている方などはこの機能が付いているシートでも機能しません
  (背もたれが後ろに倒れようがないため)


・強度が充分にあること
  ※垂直荷重は通常使用の範囲では問題ありません
  ※横方向の荷重に対しても通常運転でかかる横Gで破損することはありません
  ※アームレスト使用中に事故等で大きな横方向への衝撃があった場合 人体に危害が加わってしまう
    可能性がありますので運転中は必ずシートベルトを着用してください

・使用者の好みのリクライニング位置で角度調整が出来ること
  ※取り付けステーに多少ですが角度調整が出来るよう加工しています

・仕上がり感、品質がよいこと、部品供給が安定していること
  ※アームレスト本体はトヨタの純正部品なので品質や仕上がり感は良いです
   ※某トヨタの車の現行型に使われている物なので現行型生産終了後でもかなりの長期間部品補給が
    可能です (使用車種は諸事情により一般公開できません)
  ※シート表皮の生地は布です ビニール製ではありません

・取り付けたままで車検に通ること
 ※平成22年7月現在、保安基準に適合していますので問題ありません
 ※保安基準で問題となるのは表皮の布が難燃性かどうかだけです。
   これについては、元々設定のある車がすでに車検に通る素材で作ってあるので問題なく車検に通ります


シートバックサスペンション機構の有無の確認方法
・まず背もたれを少し前に起こします

そして 背もたれ上部(写真参照)を後方へグッと押します

このときに 背もたれ部分が ビヨン ビヨン と後ろに
下がるようでしたら この機能が付いています
・また、シートの骨格を出したときに運転先のドア側の
骨格に このようなゼンマイ式のバネがついているシートは
この機能が付いています
◆その他の注意点◆

シートとアームレストの柄の違い

上がシート柄、下がアームレスト柄





完成イメージ

SANY0165_20100721220342.jpg


上記のようなコンセプトを掲げ、それらをクリアすべく
作製しました 運転そのものはかなり楽になると思います。

・アームレストの上面の高さ(腕が乗る位置の高さ)は
 水平にした時に運転席左端(助手席側の端)の座面から
 約23センチとなります  この高さは今回のキットでは
 +−5ミリ程度の調整しかできませんので  どうしても
 低め(高め)が良いという方は、アームレスト使用時の
 角度を 取り付けステーの固定角度を変えて、水平位置
 より上げるか下げるかで対応をしてください

・このアームレストはトヨタ純正部品ですが、今回開発した
 カムロードをはじめとする適合車種(シート)のオプション
 品ではありません。
 したがって シートの柄とアームレストの柄が違います
 のでご注意下さい

  参考までに柄ですが 左の写真の上がシートの柄で
 下がアームレストの柄です。
 基本的にはグレー系ですのでそんなに目立たないと
 思います。

  なお アームレストの大きさや装着イメージですが
  完成イメージは左の写真下側の感じです
 
その他、アームレストの大きさなどに付きましては

こちらの記事 をご覧下さい
◆取付可能車種について◆
SANY02288.jpg
基本的には1999年(平成11年)5月より発売に
なっている現行型 (2010年現在でいう現行型)の
カムロードをはじめダイナ トヨエース デュトロ
(日野自動車)の各車両の運転席シートに取り付ける
ことが可能です。

また、この先も大きなモデルチェンジがない限りは
取付できると思われます 車検証に記載されている
型式で言うと U300〜500系 Y200系となります

左の写真のカムロードは KR−KDY230改ですので
Y200系の車と言うことです 分かりやすい説明で言うと
このヘッドライトの形をしたカムロード、ダイナ、トヨエース
デュトロのことです。

グリルはいろんな種類があるので気にしないで下さい
バンパーも色々種類があるのでこれも気にしないで下さい
ただし型式が適合していてもステーが骨格に沿わない
場合も考えられます その場合、アームレストが仮に取付
出来たとしても大変危険です  必ず 以下の手順で
シート表皮をめくり、スポンジをずらしてシートの骨格を
確認して下さい
写真をクリックすると 大きな写真が
表示されます

大事な基本事項として、シート表皮がであることを
想定しています。

ビニールシートの場合、シート表皮をはがす段階で
かなり無理があるかもしれません
(布と違い、はがそうとすると破れたりする可能性が高い)
シート表皮をうまくはがすことができれば、骨格が同じで
あれば取り付け可能です
◆骨格確認手順◆
SANY2359_20100727214839.jpg 1 椅子を一番前にしてシートを倒します
SANY23633.jpg 2 背もたれ最下部に裏のシート生地と表のシート
 生地を止めている 針金(大体4ヶ所)をペンチなどで
 ひねって外します

※リング状になっていますがつながっていませんので
 ひねれば ずれて外せます

【注意事項】
この針金は制作時の都合で両端がかなり鋭利に
なっていますので手をケガしないようにしてください

生地の両端には針金が通っていますので変に力を
入れてぐにゃっと 曲げないように注意してください
SANY0181_20100727215250.jpg 3 ランバーサポートの調節レバーを外します
  加工後の写真で申し訳ないのですが、シート左側面に
 ある背あて調整のレバーのことです
 (付いていない車種もあります)

【注意事項】
このレバーはアームレスト装着後はこの角度での取付は
できません
上記写真の位置から 90度程度前か後ろに傾けた状態
での取付になります
 (調整機能は角度を変えて取付ても使えます)

このレバーは力任せに引っ張っても外せません
壊れます

ピンでロックがかかっていますので、これを外さないと
いけません

SANY0182.jpg まずは 取り外したものを見ると分かりやすいので・・・

上がレバー本体 下がロックのピンです

普段はこのようになって 取り付けられてます
SANY0183.jpg 分かりにくいですが 黒いピンがグレーのレバーに
右から左に向けて 刺さっています
(左から右の時もあります)

このピンを抜いてからでないと レバーはとれません

逆にピンを外せば ポロッと簡単にレバーはとれます

また、取り付ける時は写真のようにピンをセットしてから
差し込むと カチッとロックがかかりますので
ピンを刺してから取り付けます

ただ、このピンを抜くのがちょっとコツがいります
レバーを少しこじるようにして、ピンが見えるようにします
そして マイナスドライバーで引っかけて抜くか
SANY0187.jpg 注意

外した状態でのイメージ写真です 実際はシートに着いた
状態です
SANY0186.jpg ラジオペンチでつまんで抜きます

注: 外した状態でのイメージ写真です

実際はシートに着いた状態です

マイナスで引っかけて外すのが手っ取り早いですが・・・
ピンが抜ける時 ぴょ〜〜〜ん と飛んで行ってしまう
ことが多いので しっかり目で追ってください(笑)

嘘です・・ 飛んでいくことを予想して タオルなどで
あらかじめ飛んだ時に 遠くに行かないよう工夫をして
ください。
飛んでいくとまず見つかりません
SANY0190.jpg 4 レバーを外したら シート表皮を外していきます

 最初は大変きついですので シートを押さえながら
 少しずつずらします

撮影の都合上片手ですが 両手でグッと押さえて
シートのスポンジをへこませて 少しずつ左右交互に
ずらしていきます
SANY0192_20100727221707.jpg すこしずれました
SANY0193_20100727221706.jpg 反対側のレバーの部分は生地を持ち上げて
外してからずらしましょう
SANY2364_20100727221705.jpg 途中からは簡単にずらせれます
SANY2370.jpg このあたりまでずらせばOKです

それ以上ずらそうとすると・・・

写真のように、さらにシート生地を止めている
部分がありますので 生地を破損してしまいますので
無理に引っ張り上げないでください

ここからが 取付可能かどうかを判断するための
重要なポイントです
SANY2366_20100727222850.jpg 5 左側面のスポンジをずらして 骨組みを露出させます
基本的には 黒い鉄骨が下から 銀色の鉄骨が
上からきていて その2つの骨格がボルト2本で
止まっている状態になっていること
SANY0211_20100727230228.jpg あとこれは大丈夫だと思うのですが
銀の骨組みを止めている 2ヶ所のうち
下の方ですが、これはボルトを骨組みに溶接して
反対側からナット止めしてあります

この指でさしている部分が あまりにも盛り上がって
いる場合は ステー取付の際に鉄ヤスリで削る必要が
あります

また、年式等の構造の違いでナットがこちら側に
ついている場合 (2つ上の写真の上側のボルトの
ような状態)はステーが取り付け できませんので
アームレストの取り付け不可能です
SANY0214_20100727231038.jpg 参考までに ステーとこの部分の隙間は私の車で・・・

ナットがステーに溶接してあり、見事に
この部分と、骨組みの 溶接部分の位置が同じ
なので 1ミリ程度の隙間しかありません

ステーのナットがこの部分に当たる場合
 削らないといけない と言うことなんです
SANY0203_20100727222849.jpg 話が少し飛んでしまいました

 元に戻って次の条件です

黒の鉄骨の横幅が約5センチ以上あること

注 加工後の写真なのでマスキングテープは
   気にしないで下さい
SANY0230.jpg 黒の鉄骨と銀の鉄骨の段差が約1センチであること


 加工後の写真なのでマスキングテープは
 気にしないで下さい
SANY0205_20100727222849.jpg ランバーサポートが付いている場合、

ランバーサポートを取り付けている 上側のボルトと
銀色の骨格との間が3センチ以上開いていること

注 加工後の写真なのでマスキングテープは
   気にしないで下さい


ランバーサポートのないシートの場合
ここは関係ありません
以上の4点がクリアできているシートは取付が可能です あなたの車はどうでしたか?

OKですか? 背もたれのスポンジは元の位置に戻しておきましょう スポンジに変なくせが付くと
座り心地が悪くなります シート生地も元に戻しておきましょう

最初に外した針金は 再使用して止めても良いですが かなりの力を要しますので、結束バンド(タイラップ)で
止めておけば良いです
◆取付に必要な物(道具)のご案内◆
SANY0216_20100727232205.jpg
ザッとこんな感じです

必ず必要な物
★ドリル
★ドリルの歯 8mmボルトを通すのでなるべく
 8ミリの歯
 ※最初から8ミリで開けるのは危険なので
   4ミリ程度の歯もあればGood
★14ミリ、12(13)ミリのソケットレンチ
 ※ステーを取り付けるボルトナットは12か
   13ミリの頭になります

  このボルトナットはスパナや眼鏡レンチ
  モンキーレンチでもOK

  アームレスト取付の14ミリボルトはソケット
   レンチでないと締めれません

★カッターナイフ(スポンジをカットするのに必要)
★マスキングテープとサインペン
 ※穴開けの位置を書いたり、ステーの滑り止めに
   なります あった方がよい物
★メジャー
★水道レンチ、ラジオペンチ(ペンチ、プライヤー)
 要は挟む物です

★ラッカースプレー(黒など)
 ※ステーは加工後、鉄の状態のままで お送り
   します
   水に触れないとはいえ、長年使用すると空気中の
   水分と反応して少し錆びてきますので、さび止め
   という意味でなんか塗っておけば錆びなくて
   良いですが、全く見えなくなる部品ですので
   気にならない方はそのまま使っていただけば
   良いです。

  塗装する際は、油分を脱脂するシンナーなどの
  溶剤で最初に脱脂してから塗装してください

★毎度おなじみの 熱い情熱♪

このくらいが 取付に必要な道具です
参考までに 取付にかかる時間は 初めてで
説明を読みながらやっても 2時間あればできると
思います。

慣れれば(何回も付けることはないでしょうけれど)
1時間弱で 取り付けることが可能です

取付は難しいなと言う場合は、お近くの工場などに
ご相談下さい たぶん1.5万円〜2万円位で取り付け
してくれると思いますが そこは交渉の腕の見せ所です

取付説明書は こちら からご覧いただけますので
こちらも見て下さい

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