標準シート一体型アームレスト取付手順説明書 |
A4で印刷できるようにしていますので印刷して使ってください |
1 キットの内容確認 | ||
キットは以下の内容で構成されています ご確認下さい 1、アームレスト本体 2、取付ステー 3、8ミリボルト30mmと40mm(ステー取付用) ワッシャー、スプリングワッシャー、ナットのセット 4、アームレスト外カバー 5、アームレスト取付ボルト 6、プラスチックワッシャー 7、金属スペーサー 8、プレスチックブッシュ 9、鉄ワッシャー 10、結束バンド(タイラップ) 11、部品調達リストなどの書類 |
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細かい部品の拡大です ★上段左から プラスチックスペーサー アームレスト取付ボルト アームレスト外カバー 40mm8ミリボルトナットセット 取付ステー ★下段左から 鉄ワッシャー プラスチックブッシュ 金属スペーサー 30mm8ミリボルトセット となっています ただし シートバックサスペンション付きシートは内容が違います (下段参照下さい) ※欠品がある場合は、お知らせ下さい ※キットと一緒にお送りしている書類の中に トヨタで調達可能な部品リストが入っています 紛失、破損などした場合は、トヨタで調達可能な 部品は、お近くのトヨタディーラーにてご注文下さい その他の部品調達のご案内も一緒に入っています |
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★重要事項★ シートバックサスペンション付きのシートの方は キット内容が上記の内容と以下の点で異なります ・40mm8ミリボルトはありません ・代わりに上記写真にありますように、20mm8ミリ低頭ボルト と 6角レンチが入っています ・8mmの普通のワッシャーが 全部で6枚 (各ボルトに3枚づつ)入っています |
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★ワンポイント★ キットでお送りするステーは 鉄のままの物をお送りしています 基本的にシート生地に隠れてしまう部品ですが、長年使っていると 空気中の水分と反応して若干サビが出てきます。 サビを出したくないと言う方は、何でもよいのですが、ラッカースプレー などでステーをザッと塗ってから使うとサビ止めになります なお、色塗りをする場合はシンナーなどできちんと脱脂してから塗ってください |
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2 運転席シートの表皮とスポンジを外して骨組を露出させます | ||
骨組みを露出するまでの手順は、取り付け可能かどうか お調べいただいた時の手順と全く同じです。 また お調べした時程度剥がせば充分作業は可能 ですのでこの項目の手順は こちら のページの中段あたりをご覧いただき作業をしてください 必要な工具なども上記リンク先のページに書かれています 全体の取付位置などを書いたファイルを用意しています こちら から ご覧になって全体のイメージをつかんでください (pdfファイルになっていますので見れない場合は アクロ バットリーダーのようなフリーソフトが必要です) |
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3 マスキングテープを穴開けヶ所周辺に貼る | ||
写真のように 下はランバーサポートの取付ネジの上から 銀色の骨の間と銀色の骨を止めている上のナットの下側 付近にマスキングテープを貼ります ランバーサポートのない車の場合、銀色の骨の下から 3センチ程度マスキングテープを貼ってください 【コツ】 上の段のマスキングテープを貼る位置は軽くステーを あてがってネジ穴の位置に印を付けて貼ると楽です |
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4 ステーをあてがい 穴開け位置を決める 【重要】 | ||
まずステーを銀色の骨の下っ端にピッタリ当てます。 |
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また、ステーの左端は 黒い骨(下からの骨)の左端と 一直線上になるように ピタッと合わせてください(厳密なほどの精度は不要) |
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最重要ポイント ステーの左端を黒い骨と一直線上に合わせたら 上からの銀色の骨の下っ端にピタッと付けていた ステーを約2mm下に真っ直ぐ下げます。 写真のように少し隙間を作ると言うことです この位置が下の穴を開ける穴開け位置です サインペンなどで、下の穴の中をグルグル円を書いて 穴開けの時の目印にします 【ワンポイント】 なぜ2mmほど下げるかというと、ステーは若干ですが 下の穴(今印を付けた穴)を中心に横から見て左右に 角度が変更できるので、下っ端にピッタリ付けると 角度調整が出来なくなるから下げます 【重要】 写真でも分かりますが、逆に下にさげすぎると、ランバー サポートの器具に穴の位置が重なり穴開け不可になり ボルトも通りませんので、注意してください。 ※ランバーサポート無しの場合関係ないですが 下げすぎるとアームレスト自体が低くなってしまいます |
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このような感じで穴開けの印を付けておきます | ||
上の穴も印しておいてもかまいませんが 慎重に行う場合は、下のネジ穴を開けて ボルト止めを軽くしてから印する方がよい かもしれません |
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5 ドリルで穴開けをする | ||
穴開けの前に 金属粉がたくさんでますので 養生をしておくと良いでしょう スポンジが邪魔になるので、つっかい棒をしておくと 作業がはかどります 私は間に合わせにコーキング材を使ってます(笑) 【ワンポイント】 この状態でも、金属粉が養生外へ若干は飛びますし 養生が悪ければ かなりひどいことになるので、シートを 外して作業するのも1つの方法です。 シートは4ヶ所のボルトで止まっているだけです。 金属粉をばらまいた場合、掃除する時間よりも、外す時間の 方が短いと思いますので、金属粉を散らかしてしまいそうな 場合はシートをはずして作業してみてください |
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養生が出来たら 穴開けの開始です 印で書いた円のおよそ中心に (ものさし等で簡単に測って中心を出す程度で良いです) ドリルで最初は3mmや4mm程度の穴を開けます 【ワンポイント】 中心はなぜ簡単に出す程度でよいかというと ステーに空いてある穴は10mmです。 通すボルト(開ける穴)は8mmです。 2mm余裕があるので厳密に中心でなくても 大丈夫と言うことです。 逆に上の穴を開ける時は、あまりに下の穴の位置が ずれて、上もずれると少々悲しいことになりますので ある程度は中心を出してください |
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小さい穴が開きました 左の写真では上ももう開けていますが 上の穴は下をきちんと穴開けして、ボルトで軽く止めて それから印を付けて穴開けしてもかまいません 中心を出すのが苦手だという人やドリルの穴開けが なれていない人は 特に先に下の穴だけ開けて 先に下だけボルト止めしてやる方法にしてください 【重要】 上の段のステーの穴は楕円になっていますので 楕円の真ん中付近に穴を開けて下さい |
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8ミリの穴が開いたところです 結構固いので、根気よく開けて下さい 一気に力任せにやろうとすると、特に細いドリル歯は ポキッと折れてしまいます |
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上の段にも8ミリの穴が開いたらこんな感じです 【重要】 上の段のステーの穴は楕円になっていますので 楕円の真ん中付近に穴を開けて下さい |
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6、ステーを仮止めする | ||
★ 重要事項 ★ シートバックサスペンション付きシートの方は 必ず こちら を読んで(印刷して) 取付を行い、その後以下の手順をお進みになって下さい |
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下の穴だけを開けている場合は下の穴に 8ミリボルトの長さ30mmの方を使って軽く止めます ボルトには ワッシャーが2個 スプリングワッシャーが2個 付いています 表と裏にそれぞれ使ってナットで締めます キットに付いているボルトナットは13ミリの頭になってます 上の穴をこれから開ける人は、ステーの左端と黒の骨組み の左端が一直線上になるようにしてからサインペンで印を 書いて前記の手順で穴を開けて下さい 【重要】 このときに まれにですがステーに溶接してあるナットと 銀の骨格を止めているボルトの溶接部分が接触して しまう場合があります この場合は骨格に溶接してあるボルトを鉄ヤスリで 削ってステーのナットと骨格のボルトの溶接部分が 当たらないようにして下さい |
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このステーは若干ですがアームレストの角度が調整 できるように作ってあります 上段の穴の楕円の真ん中に穴を開けると写真のように 下の穴を中心に角度を調整することが出来ます 写真は右いっぱいにした時の図です |
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こちらの写真は左いっぱいにした時の図です ステーをとりあえず固定したあとスポンジも切る前に アームレストをステーに仮付けして下さい。 ※アームレストのネジ類の挿入順序は少し下を見て下さい 【ここ重要】 座りにくいですが、運転席に座って実際運転する時の 背もたれの位置(リクライニングの位置)で アームレスト の角度がお好みの角度になるように調整して下さい アームレストの長さが わりと長いのでここの角度を少し 変えてもアームレストの先はかなり上下に動きますので 調整は慎重に行ってください 調整が終わったら ガッチリと8ミリボルトを締めて下さい ※このときマスキングテープはそのままで良いです マスキングテープが多少滑り止めの役割をしてくれます |
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7、スポンジをカットする | ||
ステーが止まったら、スポンジを元に戻しながら ステーが写真のように、スポンジからきちんと露出 するよう、カッターで切り落とします 【ワンポイント】 大きく切りすぎるとスポンジがユルユルになるので 少し小さめに切って、ステーをスポンジからのぞかせる ような感じで露出させて下さい |
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8、シート表皮を元に戻す | ||
スポンジを元に戻したらシート表皮を元に戻していきます まず戻していて最初に邪魔になるのはステーの棒です 生地をピンッと張るように下に引っ張りながら左右交互に ステーの棒のあたりまで下げてきます そして生地を棒の上にかぶせて、他にたるみがないか見て 大丈夫なら、棒を通すための穴を生地に開けます |
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すでに開けてある物を使っての説明で申し訳ないですが 丸い穴を開ける必要は ありません カッターなどでちょっとだけ ×印 の切れ込みを 入れるだけで良いです |
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小さめの切れ込みが出来たら グイグイと力を入れて 棒を出していきます 急激に力を入れてやろうとすると生地がビリッと破れ ますので、慎重に力強く通して下さい 写真の様な感じに通ればOKです |
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棒の穴が通ったら そのままドンドン下まで生地を 下げていき、ランバーサポートの棒もきちんと通して 生地は ほぼ元通りにしておきます そして アームレスト本体を止めるボルトの穴を 生地に開けますが、これも丸い穴を開ける必要は ありません きちんとシートがピンと張っているかを確認したあと 写真のような感じで、カッターを使い×印に切り込みを 入れればそれでOK |
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写真は一回アームレストをとり付けた後なので 取付の所の穴が綺麗に丸く空いていますが 最初はこれも×印に切れ込みを入れただけです アームレストのネジをねじ込む時にちょっと力を入れて ボルトを押し込むような感じで布と一緒にねじ込めば 最終的には こんな感じでちょうど良い穴になります |
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9、アームレストをステーに取り付け | ||
まずアームレストを取り付けるボルト類の挿入順序です 一番右端がステーです 左側が助手席側(外側)です アームレスト取付ボルトに 鉄ワッシャー プラスチックワッシャー 上記2つを通します そして、アームレストに差し込みます アームレストの反対側にボルトの先が出てきますので そこに 金属スペーサー プラスチックブッシュ 上記2つを差し込みます 【ワンポイント】 アームレストは丸い穴が開いている方が外側 かまぼこ状に開いているのが内側です |
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ボルト本体に 金属ワッシャーとプラスチックワッシャー を通しました |
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外側から このボルトを差し込みます | ||
反対側からボルトがのぞきました | ||
これにまず金属スペーサーを通します | ||
次にプラスチックブッシュを写真のような方向で 差し込みます |
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これでアームレスト側の準備は完了です | ||
アームレストは写真のように ステーの飛び出した棒が アームレスト本体の1段低いところに入るようにセットして ボルトを締め込んで下さい シート表皮の布地をあまり大量に切っていないので 少し生地が食い込みなかなかネジが噛まないと思います 真っ直ぐに力強く(でも慎重に)ボルトを締めてください 【ワンポイント】 締め込む途中できちんと 0度と90度でストッパーが 効いているか確かめて下さい ステーの棒がきちんとアームレスト本体の一段低い所に 入っているなら きちんとそのように止まります |
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締め終わったらアームレスト外カバーを取り付けてください 【ワンポイント】 このカバーの裏をみると こっちが上 という矢印記号が 書いてありますので そちらをアームレスト本体を使用 する状態(水平)にした状態で 上を上に向けてはめて下さい |
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10、ランバーサポートのレバー取付 | ||
以前は垂直方向になっていたレバーですが アームレストが邪魔ですので 写真のように 90度前か後ろに向けた状態で取り付けます そうそう頻繁に使うレバーではありませんが どちらかと言えば写真のように前向きに90度 傾けて倒す方が使い勝手がよいです このレバーは、最初はピンを取り付けずに どの角度がよいか差し込んで検討して下さい 角度が決まったら ピンを取り付けて押し込めば ロックがかかって取付完了です このピンのことについては こちら に書いています |
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11、シート生地の表と裏をつなぎ合わせる | ||
【始めにワンポイント】 アームレストは実際に運転した時に もう少し角度を 調整したいな と言うことが出てくる事もあるので シート表皮を完全に止める前に、一度ドライブして みることをお勧めします まず 下までおろしたシート生地を今一度ピンと 生地が張るように引っ張ってシートの表皮にシワが できないようにして下さい 写真の指でさしている シート表皮の一番下には 針金の骨が入っていますので グニャグニャに 曲げないように気を付けて下さい |
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生地がピンと張れたら 表側の生地の一番下を シート下から裏に回します |
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背もたれを前に倒して(アームレストは垂直に立てて 収納しておきましょう) 裏から生地を引っ張ります そして 最初の針金で止めても良いのですが 結束バンドで止めても問題ないので今回は 結束バンドで止めます 元々空いていた穴を再利用して結束バンドを刺します 穴が小さい時や通りにくい時はカッターで切れ目を入れて 刺して下さい 【ワンポイント】 表と裏の生地の端には針金が入っています この針金を束ねるような感じでバンドを通します |
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1本通したところです この状態から締め込むのは やめて下さい 1本だけ通して締めてしまうと 他が通しにくくなります |
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5ヶ所全部通した写真です 全部通せれたら締め込んでいき 余分なバンドを カットします |
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締め込んでカットした写真です | ||
目隠しの布をかぶせると まるで見えなくなります |
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祝!完成〜〜〜 | ||
倒した状態 | ||
収納した状態 可動の具合はどうですか? ある程度シート地とこすれるようでないと 収納時にブレーキをしたらポンと倒れてきますので 布どおしがこすれるような感じになっているのは 不良ではありませんのでご注意ください これにて説明は終了です 取付お疲れさまでした 楽しいドライブを楽しんで下さい |
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